お寿司は正義。
カウンターで食べるお寿司は大正義。美味しいお寿司を食べると「日本人で良かった……」「生きてて良かった……」「ありがとう、北海道」と、今までの人生に感謝します。
北海道のお寿司はやっぱり美味しいのです。私がおすすめしたいのは、札幌のすすきのにある「田久鮓(たくずし)」。ランチの営業はなく、ディナーのみ。
すすきのでお寿司!「田久鮓」のこだわり抜かれたネタが絶品
今回は、大将の目の前のカウンターで美味しいお寿司を頂きました。
席は12席のカウンターのほか、8名、2名の個室が1室ずつ。少人数なら、大将といろいろお話したり、おすすめを聞いたりできるカウンターが良いと思います。
個室でゆっくりっていうのも良いんですけど、握っている人とお話しながら食べられるのが、お寿司の醍醐味のひとつだと思っています。
ちょっと無愛想な大将かもしれませんが、お話するととても良い方。職人って感じ。
メニューは、おつまみありのコースか、握りだけかを選べます。
- 華 ー 季節のおまかせ おつまみ7品 握り 15,000円
- 月 ー おつまみ7品 握り 12,000円
- 握り 十貫 5,500円
- 握り 十二貫 6,800円
この日は、おつまみありのコースで頂きました。
まず出てきたおつまみが、あわび。蝦夷鮑。
一発目からあわび。肝のソースと絡めて食べたら、そりゃもう最高ですよ。
あわびの次はウニ。
ウニの味噌漬け。「最初から飛ばしすぎでは……?」と思うくらいの贅沢。
メインのお寿司がこれは待ち遠しい。でも、おつまみだけでも十分満足している。
カツオ漬け。
続々と出てくるおつまみが美味しいことはもちろんなのですが、「器もきれいだなあ……」って思っていたら、案の定ちゃんとこだわっているそうです。
質感が豊かな陶器や黒漆器などこだわりの器も含め、トータルで“上質な時間”をお楽しみいただけます。
http://www.gdiningsapporo.com/gourmet/japanese_food/takuzushi/
食べ物は食器で味が変わりますからね。
店員さんの接客も無駄がなく、お店の内装もシンプルなのに高級感があって、まさに”上質な時間”を楽しめます。
刺し身だけではなく、こういう蒸し物はお店のこだわりだったり、仕込みの本気度がわかる一品。
これはもう次は、お寿司という合図だと思ったので……
お寿司のために作られた日本酒をワイングラスで頂きます。
この日本酒がまた美味しいんですよ……。めっちゃおかわりしてしまいました。この日は、ワインは飲まなかったのですが、ワインもとてもこだわっているそうです。
ちなみに別途料金はかかるみたいですが、お酒の持ち込みも可能みたいです。
そして、来ました。
本日のメイン、お寿司。
食べなくてもわかる。絶対に、美味しい。田久鮓のお寿司の最大の特徴は、赤酢のシャリなのです。
ちょっと固めに土鍋で炊かれたお米に、コクと旨みが凝縮された長期熟成の赤酢を合わせたシャリが大変美味!
正直、このシャリは好みが分かれるらしいのですが……
私は大好き。
私は柔らかいお米があまり好きじゃないのと、お酢が大好きなので、田久鮓のシャリは本当に私好み。北海道でこの赤酢のシャリは珍しいなあ。
食べログに赤酢が嫌いな人?にレビューを書かれてしまい、食べログの評価はさほど高くはないのですが、評価が下がってしまったことによって、常連の間では予約を取りやすくなって逆にありがたいことになっているらしいです。
赤貝。
貝好きにはたまらん。ネタとシャリのバランスが完璧。
なんかもうここまでくると、芸術品。
ご主人の探究心は札幌でもトップクラス。
http://teriyaki.me/curator/C1/A3059
ホリエモンこと、堀江貴文氏も、絶賛しています。
こうやってずっと見ていたのですが、大将に出されたらすぐ食べてしまう。だって美味しいんだもの。
そして、一番食べていただきたいのがウニ。
ウニって苦手な人も多いかと思うのですが、田久鮓のウニは苦手な人にも挑戦してみて頂きたい一品。
注目してほしいのは軍艦の海苔!ウニの美味しさを感じながら、海苔の味も感じてみてください。多分、口に入れた瞬間、びっくりします。
美味しい日本酒を飲みながら、他にもいくつかお寿司を頂きました。このクオリティーでこの値段は良心的すぎる。さすが、北海道。
赤酢が苦手でなければ、すすきのでお寿司を食べるなら「田久鮓」がおすすめです。
基本的に予約必須のお店ですが、運が良ければ当日の飛び込みでも席が空いてるかも。たまにはこういう贅沢もご褒美としてありではないでしょうか。