大学生のときに、ひとりでバックパッカーをしました。
2カ月だけ、ひとりで東南アジアを数カ国まわりました。訪れた国は、マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイと、4カ国だけだったのですが、海外にひとりで行くのがそもそも初めてで、準備の段階から疑問ばかり。
「そもそも、何を持って行ったら良いの?」
と、謎だらけ。
ネットとかでいろいろ情報収集をしたのですが、意外とみなさんの持ち物は十人十色。男女でも持ち物が違いますよね。
今回は、女子大生バックパッカーだった私の持ち物をまとめてみます。スタンダードで最低限の持ち物です。
▲クレジットカードと保険については、こちらにまとめました。
数ヶ月の周遊用!女バックパッカーの持ち物まとめ
パタゴニアの25Lのリュック
まず大事なのが、バックパック。
メインバックを後ろに担ぎ、サブバックを前に担ぐ人も多いのです。しかし、私は2つのリュックをずっと背負っていられる体力的な自信がなく、期間も2カ月だったので、このパタゴニアの25Lのメインバッグだけで移動していました。
まず、最初に言っておきますが、このバッグ、全然荷物が入りません。荷物が多い方にはあまりおすすめができない容量のバッグなのですが、このバッグに入る荷物量にすれば、女性でも疲れずに、海外で移動できます。
そして、リュックの表面が、サーモプラスチック・ポリウレタンでラミネートされているのがとても良いのです。防水完璧。
海外だと急な雨に襲われることが結構あるのですが、水が中に浸透してこない。バッグカバーがいりません。
小さめの折り畳めるリュック
普段はメインバッグの中に収納しておき、街などを散策するときに使う小さめのリュック。
小さく畳めて、軽いものがおすすめです。薄すぎると破れてしまったり、刃物などで切り裂かれて財布を取り出されることもあるので、ちょっとしっかりしたものが良いと思います。
マネーベルト
パスポートや現金、カードなどは、万が一バッグが盗まれたときにでも困らないよう、マネーベルトで腰につけておきます。
マレーシアとシンガポールの空港で野宿をしたとき、マネーベルトがあることの安心感を感じました。
いかに財布を出す回数を減らすかは、防犯にもなるので、マネーベルトは必須です。
日本製のコンタクトレンズとメガネ
私は目が悪いので、コンタクトレンズ、メガネを持って行きました。
タイでコンタクトレンズを使い切ってしまって、現地のお店に買いに行ったのですが、目の中でレンズが割れてしまい大変な思いをしました。
海外のコンタクトレンズは安いのですが、これ以来、高くてもコンタクトレンズは日本で買ってます。
コンタクトレンズは多めに持っていきましょう。
バッグ用、ロッカー用の南京錠
そして、意外と重宝したのが、南京錠。
バッグを背負っているときはもちろん、ホテルに置いてるときなど、バッグのチャックは南京錠で施錠していました。
日本だとホテルの室内で荷物が盗まれるって考えられないことなのですが、海外では意外とあるので、部屋にある持参の南京錠で閉められるロッカーはできるだけ利用しましょう。ドミトリーなどは特に。
あと、治安の悪そうなホテルなどは、ドアを施錠するのにも使えます。
鍵タイプは鍵を無くしたときにめんどくさいので、ダイヤル式の方が良いかもしれません。鍵があることの精神的な安心感もあります。100均のものでOK。
MacBook AirとiPhone
旅行の情報収集など、スマホで済むこともパソコンを持っているとなんだかんだ便利。
MacBook Airは軽いので、あまり持ち歩くのも苦痛になりませんが、海外だと、国によってはApple製品は盗まれやすい高級品なので、盗難にはくれぐれもお気をつけてください。
iPhoneはSIMフリーにして、現地のSIMカードを入れるか、Wifiルータを持ち歩くのが良いですが、私はSIMフリーにせず、ルーターも持ち歩かず、公共の無料Wifiだけを頼りに機内モードで生活していました。東南アジアだと意外といける。
パソコン保護ケース
Macbookは高価なものなので、衝撃で壊れないよう、エレコムの保護ケースを未だに使っています。クッション性が良い。
カメラ
iPhoneのカメラでも十分ですが、せっかく海外に行くのであればちょっと良いカメラを持っていくと旅が一気に楽しくなる。
モバイルバッテリー
スマホの充電が切れたときように。念のため。
変換プラグ
日本と海外では、電源プラグの形が違うので、変換プラグは必須です。
延長コード
パソコン、iPhone、カメラ、モバイルバッテリーを充電するのに、延長コードがあると便利。
ビーチサンダル
海外のトイレやシャワー室は結構、汚いところも多く、サンダルは必須。
雨の日は外でも履けます。100均でも売っていますが、海外の道路は日本より舗装されておらず、ちょっと歩いただけでサンダルが壊れてしまいます。
高価である必要なないですが、ちょっと丈夫なものを選ぶことをおすすめします。
折りたたみ傘
現地でも安く売られている折りたたみ傘ですが、すぐ壊れるので、日本から持って行った方が良いです。
汚れても良い衣類
衣類は現地でも安く調達できます。
・半袖、短パン、長袖、長ズボン、上着、下着、靴下
あれば十分です。汚れても良くて、最悪、荷物が重くなってしまったら捨てても良い安い服で良いです。そして、女性は露出が激しくないもの。
アニメとかアイドルのTシャツは外国人からの食いつきがよく、話題のネタになります。
歯ブラシ
歯は大事です。海外での歯とお腹の痛みは最強に辛いです。
歯ブラシは現地で調達できるのですが、海外製のものはすぐ壊れてしまったり、サイズがでかいので、日本から持っていく方が良いと思います。
日焼け止め
海外の日差しは結構、キツく感じることがあるので、女性は日焼け対策大事。
日本製の風邪薬と絆創膏
海外で体調を崩したときや、ケガをしたときのために。
折り紙
会話のネタやお礼をするときに、折り紙で折った鶴を上げると、意外と喜ばれます。
折ってるところを見せると、「日本人はそんなことができるのか!」とびっくりされます。
国際学生証
学生は必須と言われている国際学生証。
最初は、「使うことないかな?」って思ってたのですが、インドネシアのボロブドゥールとプランバナンに行ったときに、国際学生証を見せたら入場料が安くなりました。
申請は、こちらから。世界は学生に優しい。
予防接種
破傷風、A型肝炎、狂犬病、黄熱病、日本脳炎の5つの予防接種を行う方が多いですが、私は、A型肝炎と狂犬病の予防注射だけ行いました。
チフスの予防接種は、留学の際、現地の病院で行いました。
黄熱病の予防接種は、南米に行く方は必須です。イエローカードをお忘れなく。
私は、三軒茶屋のふたばクリニックで予防接種を打ちました。
大事なことは現地で調達するものを決めること
こう並べてみると、結構、持って行くものって少ない。
そして、基本的に全部現地で調達できるものです。現地で購入した方が安いものもあります。
ただ、日本製の方が良い、コンタクトや傘、薬は日本から持って行った方が良いと思います。
私は以下のものは現地で調達しました。
- シャンプー、ボディーソープ
- 綿棒、耳かき
- 爪切り
- ティッシュ
- 衣類、タオル
- 生理用品
どこでも買えそうな、最悪捨てても良い、安いもの。
長期間、旅行をしていると荷物がなぜか増えて行くのですが、荷物が多いと、移動が疲れるだけなので、パタゴニアのバックパックに入らないものは捨てていました。
女性は特に体力がないですし、慣れない海外だと1日の疲労感が半端ないです。気を抜くと犯罪に巻き込まれることもあるので、荷物は最小限にして、動きやすい荷物・派手じゃない格好で行動することをオススメします。
そして、パスポートをお忘れずに。