やっぱり、キャンプは最高です。
私はキャンプのことを、人類の原点、原点回帰と言っている。
「外で寝るってどういうことwww」と、”アンチキャンプ勢”だったあの頃の自分が本当に恥ずかしい。キャンプともっと早く出会いたかったよ。っていうぐらい、キャンプにどハマり中なのです。
そして、ハマればハマるほど、過酷なキャンプ地に行きたくなります。
温泉が近くになくても良い、一泊ぐらいならお風呂に入らなくても大丈夫、電気もいらない、水もいらない、電波もいらない。と、どんどんドMになっていくから面白い。
今回の原点回帰に選ばれた場所は、北海道赤井川村にある、「落合ダム親水広場」。
キャンプ場代は無料。超穴場。誰もいない。水も電気もありません。電波も弱めなので、あんまり繋がらない。
現代の普通の生活なら、ありえないこの状況もキャンプになると最高の条件になるから不思議。
▲過去のキャンプ記事はこちらから。
キャンプ場代無料!電気&水なしの最低限設備「赤井川村落合ダム親水広場」へ
キャンプ場に行く前に、余市の柿崎商店で食糧調達。ほたてもつぶも安い!
柿崎商店は2階がランチを食べられるお店になっていて、1階が普通に買い物のできる市場になっています。
スーパーで買い物するよりも、キャンプの食糧調達はこういう市場や道の駅がおすすめ。安いし新鮮。バーベキューにちょうど良い食材も揃ってます。後は、セコマによれば完璧。水は自宅から持って行きます。
▲キャンプ場の場所はこちら。
ふらっと行き着く場所ではないので、本当に穴場。ダムの横にある公園のような場所で、キャンプができるようになっています。電気も水もないのですが、トイレはありますのでご安心ください。
キャンプ場について、早速設営。こちらが今日の我が家。
▲小川のテントの安心感半端ない。
キャンプ場代が無料なので、チェックイン・チェックアウト時間がなく、自由に出入りできるのがとても良い。
特にチェックアウトの時間がないので、私みたいに寝るのが生きがいみたいな人には、本当におすすめの場所です。次の日も朝早く起きなくても良いのは、ほんと楽。
こちらは、今回から使い始めた薪割り台。
これがあるとないとでは、大違い。薪をちゃんと固定できるものがあると、割るときの労力も軽減もできるので、これ使ってない人は今すぐ買ってください!
▲最小限の力で簡単・安全に薪割りができる薪割り台。
そして、今回の夕食は七面鳥のローストチキン。丸鳥のダッチオーブン焼きですね。
このダッチオーブンも万能なので、買いましょう。ひとつ買っておいて損はない。
下からの熱だけだと、全体的に火が通らないのでダッチオーブンで七面鳥を調理する場合は、蓋の上にも炭を置きましょう。2時間ぐらいでできあがります。
▲こちらも持っていない人は買いましょう。
テントも設営完了しまして、時間のかかるダッチオーブンを火にかけて放置したところで、柿崎商店で買ってきた海鮮類や野菜も焼いていきます。
ほたてもこの大きさで4枚390円って破格。東京なら1枚390円しそう。
エビでかすぎ問題。
そして、キャンプの主役、焚き火。これこそ人類の原点です。
良い感じに日が暮れてきましたね。
誰もいないので広く陣取ってます。静かで本当に良い。幸せ。
日が完全に沈んでしまうと、街灯がまったくないので、本当に暗闇。
トイレに行くまでの道は真っ暗で、懐中電灯が必ずいるので、持参をお忘れずに。
▲小さいもので十分。
でも、星空がすっごいきれい。運良く晴れていて、天の川がきれいに見れて感動。キャンプ最高だ。7月の北海道は朝晩冷え込みますが、夏用の寝袋でも十分です。私は冬用の寝袋を持って行ったのですが、少し暑かったです。
▲夏冬兼用の寝袋を使っているのですが、夏用を買おうと検討中。
ただ、クマが出るかも。それぐらい整備されていない野営地なのです。
ちゃんとしたキャンプ場だと、トイレもきれいで、給水もできて、電源も引っ張ることができてと、それはそれで便利なのですが、やっぱり私がキャンプに求めることは、原点回帰。人類の原点に立ち返ること。
便利ばかり求めていると、心が貧しくなっていきそうで、たまに怖くなります。だから、こうやって友だちと自然に還ることがとても楽しい。不便で原始的なのに、それが良い。という日常との真逆さ。
キャンプは素晴らしいぞ。
▲一応、クマ除けの鈴を持って行きました。