また名店を見つけてしまった。場所は、沖縄の離島、西表島。
お店の名前は「はてるま」。西表島で採れた食材を作った料理を食べることができ、メニューは季節によって異なります。
このお店に行くためだけに西表島に行く価値あり。大あり。本当に。それぐらい大満足な居酒屋でした。
西表島で夕食を食べるなら、絶対に「はてるま」に行った方が良いです。行かなきゃ損。
行かなきゃ損!居酒屋「はてるま」には絶対に行くべき
店内はこんな感じ。座敷が4席とカウンターが数席。
メニューは基本的におまかせコース。
店主自ら漁に出て、島の美味しいものを集めた料理を提供しています。なので、値段もその日獲れるものによって違います。お一人様4,000円〜5,500円。
予約必須ですが、席が空いていれば、ある食材で用意してくれるみたいです。しっかりとコースを味わった方が絶対に良いので、予約して行くことをおすすめします。
オリオンビールは、しこたま飲んだのでパインサワーを注文。南国のフルーツは最高に甘くて幸せ。
この日は台風で漁に出られなかったため、魚がなく、保存の効くタコを3種類と貝のお刺身。
これがもう美味い。タコって種類でこんなに味が違うの?貝も小さいのに存在感のある味が素晴らしく美味しいかったです。
一品目から名店な予感。
食べると長生きできるらしい海藻?野草?と、軽く素揚げしたお魚。旨味が強い。
パパイヤしりしり。
ニンジンしりしりは聞いたことありましたが、パパイヤver.もあるんですね。一緒に和えてある昆布との相性が抜群。あと、小さなネギがすっごい美味しい。
小さいのにこんなに美味しさがわかるネギって東京にない。
そして、この日一番感動したのが、このかぼちゃの煮付け。
島かぼちゃの上に島にんにくを乗せたものなのですが、かぼちゃの甘さと食感が素晴らしい。
普通のかぼちゃってぼそぼそしていて喉に詰まる感じがあって、あんまりたくさん食べたいと思わないのですが、これはお酒を飲みながら永遠につまんでいたい料理でした。
そして、かぼちゃの上ににんにくを乗せた店主正解すぎる。
ということで、ここで泡盛。
“泡波”という波照間島の泡盛で、カラカラというこの徳利?急須?に入れられています。それを水で割って頂きます。
泡盛って本州で飲むと味がキツくて、あんまり美味しいと思っていなかったのですが、今回の旅で一番の収穫が、「泡盛は美味しい」。ということ。
豚の角煮の味噌ダレ。もちろん美味い。とろとろ。おくらも甘い。
こちらのお魚の煮付けも美味しかったですね。お茶漬けとかにしても絶対に美味しい。
赤ウリの酢の物の上に鰹節をかけたもの。
ここでさっぱりしたものを挟んでくるメニューの組み立ても最高に素晴らしい。
締めの温かい素麺。
削りたての鰹節が入って、風味が良い。量はお腹いっぱい具合を伝えると調節してくれます。
デザート。グアバゼリー。超美味しかった。
沖縄の離島の料理ってこんなに美味しいんだ……。沖縄料理の概念が変わった。
絶対にまた行きたいお店が、こんな離島にできてしまった。。気軽に行けないのが本当に辛い。でも、このお店に来るために、西表島にまた行こうと決意しました。
ホテルからお店まで距離があったので、お酒を飲みたい場合はタクシーで行くしかないのですが、タクシーの営業時間が17時まで。なので、前もってタクシー会社と交渉しておく必要があります。
私はタクシーの営業時間が17時までとは知らず、手配ができなかったので「はてるま」まで歩いて行きました。タクシーの手配はお忘れずに。
▲「はてるま」に行くなら、「ラ・ティーダ西表リゾート」での宿泊が近くておすすめ。
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