四国一周の旅は、中国地方の岡山県からはじまりました。
羽田から岡山までは、飛行機で1時間20分。あっという間。
学生時代、バイト先の先輩に、「四国は日本のオアシスだよ!」と言われて、四国が気になっていたのと、NHKで放送していた『プロジェクトX』の瀬戸大橋の物語を見て、「いつか絶対にこの橋を渡りたい」と思っていたのです。
遂に、瀬戸大橋を渡って、四国一周できる日がやってきました。
瀬戸大橋横断からはじまる”日本のオアシス”一周の旅
昭和30年、修学旅行生を乗せた国鉄の連絡船がこの瀬戸内海に沈みました。
この事件を受けて立ち上がったのが、伝説の技術者と呼ばれた杉田秀夫さん。この瀬戸大橋は、ひとりの男性の夢をかけた、四国民の夢の懸け橋なのです。
橋の上は自動車道で、下はJR本四備讃の線路が通っています。二階建て構造の橋は、なかなか珍しいかも。
高松駅到着。
駅を出てすぐのところにあったうどん屋さんに入ってみました。
これが、本場の讃岐うどん。
いろんなお店でうどんを食べたかったので、小盛りを頼んたのですが、普通の量で出てきてびっくり。隣のおじさん、洗面器のような器で食べていたのですが、あれが大盛りでしょうか。
味は、とても美味しかったです。コシがすごい。
1件目でお腹がいっぱいになったので、徳島に向かいます。
なんとなく途中下車。ひとり旅だからできるこの自由さ。
線路が交わる部分をクロッシングと言いますが、これがなかなか美しい。レールのカーブも好きです。曲線美。
吹田は大阪だと「スイタ」、徳島だと「フキタ」。
天気も良いことなので、一駅先まで歩いてみることにしました。鳴門方面に向かいます。
可愛い。
地元の人すら歩いていない道をひたすら歩きます。
阿波川端駅に到着。田舎の一駅先は、良い運動になる距離感です。
無人駅。
鳴門駅到着。
鳴門駅から、渦潮で有名の大鳴門橋までは、バスで行きます。
鳴門駅からバスに揺られること30分。大鳴門橋に到着。
空と海の青に、白い橋が映えます。とても綺麗!橋の下は、新幹線が敷設可能な構造になっているそうです。
そして、鳴門といえば、やはり渦潮。
鳴門海峡の渦は最大で30mに達するときもあるらしく、その大きさは世界でも最大規模。世界三大潮流のひとつです。
ガラスの上に立ってみたくなる気持ちは、大人も子どもも一緒ですね。
船から渦潮を見るのも良さそう。
渦潮は月の引力によって起こります。
大きな渦を見たい場合は、満月と新月のときに行くのが良いそうです。ほぼ水分でできている人間も、月の引力の影響を何かしら受けているかも…?
▲続きです。